疲れた腸内を休ませたい。アトピー体質を改善したい。そんな時に役立つのがファスティングです。
その一方で、ファスティング専用の酵素ドリンクなどは高額なことも多く、継続するのが難しいですよね。
こんな時には、甘酒を利用してみましょう!今回は、甘酒で簡単にできる、ファスティング法をご紹介いたします。
甘酒を使ったファスティング法
できるだけお金をかけずに、スーパーでいつでも購入できるものでファスティングするなら、甘酒がおすすめです。以前にも、甘酒は飲む点滴と呼ばれているとお伝えしたとおり、甘酒自体にたっぷりの栄養が含まれています。
甘酒は、古墳時代から飲まれていたとも言われていて、日本人の身体と相性が良いのも嬉しいですね。
ファスティングドリンクを自作する、という方法もありますが、仕事が忙しいとそんな気力も持てません。そんな働く方にも、甘酒ファスティングがおすすめです。
夏は冷やして、寒い時期は温めて飲める点も、取り入れやすい部分だと思います。
私は甘酒に、ちょっと生姜やレモンを足して飲むのがお気に入りです。
甘酒を選ぶ場合は、成分をチェックして、できるだけ添加物が少ないものを選ぶようにしましょう。
「甘酒は苦手……」
という場合は、ミキサー1つでできる、オーガニック野菜の野菜ジュースでもOKです。
鍋料理で残った汁も、ファスティングに活用できます。
お鍋を作ったあと、つい〆のラーメンやお雑炊を作りがちですが、その汁を取っておくだけで、翌日のファスティングドリンクにできます。
鍋をしたあとのスープには、野菜やお肉などのエキスがぎゅっと詰まっていますので、そのまま温めて飲んでみましょう。
このように、自分の味覚やライフスタイルに合った方法で、ファスティングを行ってください。
クックパッドなどのレシピサイトで検索すると、さまざまなファスティングドリンクレシピが見つかりますので、かんたんに作れるものを探してみても良いですね。
自分に合ったドリンクが見つかったら、いよいよファスティングをスタートしましょう。
ファスティングを行う際は、空腹の時間を持てるように意識します。
現代人は食べ過ぎの傾向にあるため、朝昼晩+間食や夜食といった生活を改善し、きちんとお腹が鳴って空腹を感じる生活を取り戻しましょう。
ファスティングのペースは無理することなく、朝昼晩のいずれかを栄養素の多いドリンクに置き換える程度でOKです。早く変化を感じたい場合は、夕飯を甘酒に置き換えましょう。
スタートしてから、3日~1週間程度で、身体の調子が良くなっていくのを感じるはずです。
また、ファスティングは永遠に続けるものではありません。
最大でも1週間程度を目安にして、普段の食事に戻す。食べ過ぎの生活が続いていたら再度ファスティングを行う、など、自分に合ったペースで取り入れてみてくださいね。
まとめ
専用のファスティングドリンクを購入することで、モチベーションがアップする場合は良いのですが、そうでなければ甘酒で十分!
栄養たっぷりの甘酒ファスティングで、食べ過ぎになりがちな身体の調子を整えていきましょう。